
茨城県·郷土料理
奥久慈しゃも
ひと噛みごとに、ぎゅっと締まった肉が押し返してくる、しっかりとした歯ごたえ。噛むほどに、低脂肪の身からじんわりと深い旨みがにじみ出します。奥久慈しゃもは、噛みしめるほどに鶏の味そのものを味わえる地鶏です。 奥久慈の山あいで、杉の鶏舎に放し飼い。雄なら百二十五日と、一般的なブロイラーの倍以上の時をかけてじっくり育てます。よく動きまわった身は緻密に締まり、水っぽさとは無縁です。 炭火で焼けば香ばしく、鍋に入れれば澄んだ出汁がしみ出します。親子丼にすれば、卵のとろみと弾む肉の対比がたまりません。茨城が誇る、滋味あふれる一羽です。
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