
茨城県·工芸品
結城紬
軽くて、あたたかい。袖を通した人がそう口を揃える絹織物が、結城紬です。 繭から手で真綿を作り、そこから糸を引き出す「糸つむぎ」、模様を括る「絣くくり」、原始的な織機・地機で織り上げる工程は、すべて手作業。この地機の技は千数百年もの間、姿を変えずに受け継がれてきました。1956年に国の重要無形文化財に、2010年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。 一反を織り上げるのに、気の遠くなるような手間と時間がかかります。その積み重ねが生む、しなやかであたたかな風合い。最高級の絹のぬくもりを、いつか肌で感じてみたいものです。
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