
滋賀県·和菓子
丁稚羊羹(近江八幡)
竹の皮を開くと、つやつやの羊羹が顔を出します。ひと口食べれば、もっちりとした食感とあっさりした小豆の甘さが広がる、近江八幡の素朴な銘菓です。 丁稚羊羹は、近江八幡で文久三年(一八六三年)に商品化されたと伝わります。大坂や京へ奉公に出た丁稚が、藪入りの里帰りに手土産として持ち帰ったことが名前の由来。餡に小麦粉を混ぜて蒸し上げ、防腐効果のある竹の皮で包むのが、近江ならではの伝統です。 甘さ控えめで、つるりとした口当たり。夏の涼菓としても親しまれてきた、近江商人の里の懐かしい味わいです。ぜひ冷やしてどうぞ。
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