
東京都·郷土料理
どぜう鍋
浅い鉄鍋でくつくつと煮え、たっぷりのねぎをのせていただく。骨までやわらかな、江戸庶民のごちそうです。 どじょうを甘辛い割下で煮込むこの料理は、文化元年(1804年)ごろ、浅草駒形で創始されたと伝わります。老舗「駒形どぜう」は1801年の創業。「どじょう」を「どぜう」と表記したのは初代・越後屋助七の発案で、店が大火に遭った際、四文字では縁起が悪いと、奇数の三文字に書きかえてもらったのが始まりだそうです。これが評判を呼び、他店もまねたといいます。 獣肉を食べなかった時代、滋養あるどじょうは庶民の力の源でした。
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