
群馬県·郷土料理
おっきりこみ
大きな鍋から、湯気とともに立ちのぼる味噌や醤油の香り。幅広の麺をすすれば、もっちりとした歯ごたえと、野菜の旨みがしみ込んだ汁が広がります。寒い日に、心まであたたまる一杯です。 おっきりこみは、塩を入れずに打った幅広の生麺を、ゆでずにそのまま野菜と煮込む群馬の郷土料理。麺を麺棒に巻いて包丁で「切り込み」を入れることから、この名がついたと言われています。からっ風が吹き、小麦づくりに向いた群馬では、石臼が広まった江戸時代中ごろから日常の主食として親しまれてきたといいます。北の地域では「ほうとう」、東の地域では「にぼと」とも呼ばれます。 2014年には県の無形民俗文化財に。粉食文化が育てた、ふるさとの味です。
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