
宮城県·伝統工芸
鳴子こけし
首を回すと「キュッキュッ」と愛らしい音が鳴る——それが鳴子こけしの最大の特徴です。鳴子温泉が誇る、宮城を代表する伝統こけしです。 鳴子温泉でこけしが作られるようになったのは、江戸時代末期と伝わります。胴に首を差し込む「はめ込み式」の構造で、首の部分は胴の穴より大きく、ロクロを回しながら摩擦を利用して一気にはめ込みます。この高度な技から、あの音が生まれるのです。肩が張り、横顔の菊を重ねた「重ね菊」の模様が華やか。昭和56年には「宮城伝統こけし」として国の伝統的工芸品に指定されました。 温泉につかりながらゆっくり眺めたい、職人の手仕事が光る一品です。
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