
高知県·和菓子
西川屋 梅不し
鎌倉時代から伝わるという、土佐でも指折りの古い銘菓です。砂糖のシャリッとした衣の奥に、雅な香りが隠れています。 言い伝えによれば、土佐を訪れた上皇が姫倉山で月を眺めた折、ふもとの僧が手作りの菓子を献上したところ、たいそう気に入って「梅不し」と名づけたのだとか。元禄元年創業の西川屋老舗が、その菓子を今に伝えています。梅とともに漬けた赤紫蘇を求肥餅に忍ばせ、表面には砂糖をまとわせました。 やわらかな求肥のあとに、紫蘇のほのかな酸味と香りが広がります。上品で奥ゆかしい味わいは、まさに歴史が育てた一品。土佐の長い時間を、ゆっくり味わってみてください。
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