
石川県·和菓子
加賀招福餅
小さな最中の殻を割ると、色とりどりの縁起物がころんとこぼれ落ちる――そんな遊び心あふれる招福菓子です。お多福や米俵、宝珠、鯛、亀甲松など、見ているだけで福を呼びそうな干菓子や金平糖がぎっしりと詰め込まれています。 金沢には古くから、最中の中に小さな縁起物を忍ばせた「福徳」と呼ばれる縁起菓子の文化が根づいてきました。新年や祝いの席で殻を開け、何が出てくるかを楽しむ――そんな加賀のならわしを受け継いだ一品です。占い札が一枚入っているのも、わくわくする楽しみのひとつ。英語の説明書も添えられ、海外の方への贈り物にも喜ばれています。 口に運べば、香ばしい最中種と上品な甘さがほどけていきます。食べる前から福をもらえる、開ける時間そのものがごちそうのお菓子です。
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