
秋田県·和菓子
東雲羊羹
夜明けの空を名に冠した、能代の老舗が守り続けた羊羹です。 東雲羊羹は、能代市の熊谷長栄堂が天保8年から手がけてきた銘菓。「東雲」とは、夜明け前に東の空がしらじらと明るくなる頃を指す言葉で、包み紙には朝日が描かれていました。京の職人から伝わったという製法を守り、選び抜いた素材でていねいに練り上げられた正統派の練り羊羹です。 なめらかな舌ざわりと、しみじみと落ち着いた甘さが特徴です。創業から180年以上にわたり、口づてに全国へと広がっていった味わい。残念ながら製造元は店を閉じてしまいましたが、長く秋田の人々に愛された名品でした。秋田の和菓子の歴史を今に伝える、奥ゆかしい一品です。
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