
山口県·郷土料理
防府の茶がゆ
鉄の釜で炊いたおかゆを、お椀にそっとよそう。ほうじ茶のいい香りがふわりと立ちのぼり、ひと口すすると、さらりとした口当たりとお茶のやさしい風味が体に染みわたります。胃にもたれない、ほっとする一杯です。 山口県の茶がゆは、ほうじた番茶を茶袋に入れ、専用の鉄釜でじっくり煮出すのが特徴。お茶の色が濃く出たら茶袋を取り出し、米を加えて炊き上げます。消化がよく、いまでは健康食としても親しまれ、各家庭で受け継がれてきました。 梅干しや漬物を添えれば、お茶の香りといっそう引き立て合います。朝食に、夜食に、食欲のないときにも。さらりと食べられる、やさしいおかゆです。
読んだら記録してみる



