
奈良県·特産品
飛鳥の蘇(古代チーズ)
ひと口かじると、ねっとりと舌にからみ、ミルクの甘さと香ばしさがゆっくり広がります。 蘇は、飛鳥時代から平安時代にかけて作られていた、日本でいちばん古いチーズのような乳製品です。明日香村の牧場が考古学者の監修のもとで製法を再現し、いまも作りつづけています。搾りたての牛乳をじっくり火にかけ、何時間も練りながら煮詰めていく。小さなひと箱に、牛乳が一リットルも凝縮されているというから驚きです。 味わいは、できたてだとキャラメルのよう。濃いミルクの風味と、ほのかな甘みが後を引きます。千年以上前の人々が口にした味を、いまここで確かめられる。そんな贅沢を、ぜひ。
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