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安堵町の灯芯

奈良県·伝統工芸

安堵町の灯芯

あかりを灯すための、細く白い芯——安堵町(あんどちょう)の灯芯(とうしん)です。 藺草(いぐさ)の茎から、やわらかな芯だけを取り出して作られる灯芯。行燈やろうそくの芯として、長く人々の暮らしを照らしてきました。安堵町は、この灯芯づくりで知られる日本有数の産地です。 電気が普及した今、その役割は移り変わりましたが、お寺の法要などでは今も和ろうそくの灯心として使われています。町では、この貴重な技術を伝統文化として大切に守り続けています。ゆらめく炎の根もとに、職人の根気づよい手仕事が宿っているのです。

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