
三重県·郷土料理
僧兵鍋
御在所岳のふもと、湯の山温泉に伝わる、力のみなぎる鍋があります。僧兵鍋です。 その名の由来は、かつてこの地の三嶽寺で修行した僧兵たち。体を温め、スタミナをつけるために食べたという逸話を受け継いでいます。鍋に入るのは、鹿や猪などの滋味あふれるジビエと、菰野の新鮮な野菜。これを味噌と甘い酒のだしでぐつぐつと煮込みます。野趣たっぷりの肉に、こっくりした味噌の汁がよくしみ、ひと口すするごとに体の芯からぽかぽか温まります。 味わえるのは寒い季節ならでは。温泉に浸かったあと、湯気の立つこの鍋を囲めば、心まで満たされていきます。
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