
三重県·郷土料理
伊勢うどん
箸でつまむと、ぷつりと切れそうなほど、やわらかい極太麺。黒いたまり醤油のタレをからめてすすれば、見た目より優しい甘辛さが広がります。 伊勢うどんの始まりは、米の少なかったこの土地の農民が、自作の小麦でうどんを打ち、味噌の上澄み「たまり」をかけて食べていたことだといわれています。伊勢参りが盛んになる江戸時代には、いつでもさっと出せるよう、ゆで続けた麺にタレをかける店が生まれました。 「伊勢うどん」という名前は、意外にも新しく、1972年に地元の組合が統一したものです。 お伊勢参りの旅人を癒やしてきた、伊勢のソウルフードです。
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