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秀衡塗

岩手県·伝統工芸

秀衡塗

平泉に花開いた黄金文化を今に伝える、伝統の漆器。その起源は平安時代末期、奥州藤原氏三代目・藤原秀衡が、京から腕利きの職人を招き、この地特産の漆と金をふんだんに使って器を造らせたことにあると伝えられています。 うるしの深い艶に、金箔と力強い文様をあしらった意匠は、まさに平泉の栄華をそのまま映したような美しさ。2016年のG7伊勢志摩サミットでは、各国首脳への贈呈品として、この秀衡塗の酒杯が選ばれました。 中尊寺金色堂にも通じる、平安の高度な漆芸技術を脈々と受け継ぐ逸品。手にするたびに、奥州藤原氏が見た黄金の夢が、静かに息づいているのを感じられます。

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