
佐賀県·銘菓
大町の炭鉱まんじゅう
真っ黒な見た目に、町の歴史が詰まっています。 大町町は、明治から昭和にかけて佐賀県最大の杵島炭鉱で栄えた「炭鉱の町」です。最盛期には町民の多くが炭鉱に関わり、石炭とともに暮らしが営まれていました。1969年の閉山後も、その記憶を菓子で伝えようと生まれたのがこの炭鉱まんじゅうです。 石炭をイメージした真っ黒な皮の中には、黒糖の素朴であたたかな甘さの餡が包まれています。ひとつほおばれば、汗を流して働いた人々の時代に、そっと思いをはせるようです。炭鉱は1969年に閉山しましたが、その記憶はこの黒いまんじゅうのなかに、今も静かに生き続けています。歴史と味わいが溶け合った、大町ならではの一品です。
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