
高知県·郷土料理
皿鉢料理
大きな一枚の皿に、刺身や寿司、煮物に揚げ物、果物までが彩りよく盛り合わされる。器を囲んで好きなものを取り分け、酒を酌み交わす——高知の宴「おきゃく」に欠かせないのが、この皿鉢料理です。 そのルーツは藩政時代にさかのぼると伝わり、武家の供宴の締めに大皿で料理を振る舞ったのが始まりとされます。江戸初期に大皿が焼けるようになったことも背景にあるようです。明治に入って身分の垣根がなくなると、豪商や農家がもてなしを競い合い、庶民の宴の形として広まっていきました。 一皿に山海の幸がぎゅっと詰まった、土佐のおおらかなごちそう。みんなで囲めば、おのずと箸も酒もすすみます。
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