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いもたき

愛媛県·郷土料理

いもたき

秋の夕暮れ、肱川の河原に大鍋を囲んで——大洲が誇る郷土鍋「いもたき」は、月を肴に味わう風物詩です。 そのルーツは藩政時代までさかのぼります。この地方には住民が寄り合う「お籠(おこもり)」という行事があり、秋には収穫した里芋を河原に持ち寄って親睦を深めたのが始まりと伝わります。たびたび氾濫した肱川が運ぶ肥沃な土が、形くずれせず舌の上でとろける里芋を育てました。昭和41年には市の観光事業となり、いまも多くの人を集めています。 里芋に鶏肉、こんにゃく、しいたけを甘めの出汁でじっくり。月明かりの下で食べる一杯は、格別です。

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