
島根県·特産品
十六島海苔(うっぷるいのり)
口に入れた瞬間、磯の香りがふわりと鼻に抜け、シャキシャキとした歯ごたえが返ってきます——ふつうの海苔とはまるで違う、力強い岩のりです。 採れるのは、出雲市の北端、日本海に突き出す十六島鼻のまわりだけ。733年に書かれた「出雲国風土記」にも記され、奈良・平安の時代には朝廷へ、江戸時代には将軍へと献上された、由緒ある高級品です。収穫は12月から1月のわずかな期間だけ。荒れ狂う冬の日本海の岩場で、一枚一枚、手で摘み取られます。だからこそ希少で、香りも格別なのです。 出雲ではお正月のお雑煮に欠かせない一品。とびきりの磯の香りを、ぜひお椀の中で味わってみてください。
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