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とうふちくわ

鳥取県·特産品

とうふちくわ

ひと口かじると、ふわっ、しゅわっ。ちくわなのに、どこかやさしくて軽い口あたり。豆腐の甘みと、白身魚のうまみが、ふんわり溶け合います。鳥取市民が愛してやまないソウルフードです。 その名のとおり、木綿豆腐と白身魚のすり身を、およそ7対3の割合で混ぜて蒸し上げた、鳥取ならではの練り物です。江戸時代、漁港の整備が遅れた鳥取では魚が貴重で、なかなか庶民の口に入りませんでした。そこで1648年に鳥取藩主となった池田光仲が「魚の代わりに豆腐を食べなさい」とすすめたのが始まり——という説が有力とされます。山がちな土地柄で大豆がよく作られ、豆腐に親しんでいたことも背景にあるようです。 普段の食卓にも、お祝いの席にも。鳥取の歴史が育んだ、やわらかな名物です。

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