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パン祖のパン

静岡県·特産品

パン祖のパン

こんがり焼けた、素朴なパン。ぱりっとした皮の奥から、こしょうの香りがふわりと立ちのぼります。これが、日本のパンのはじまりとされる味です。 幕末の韮山代官・江川太郎左衛門英龍は、海防のための携帯食として、1842年に日本で初めてパンを焼いたと伝わり、「パン祖」と呼ばれています。米は炊くと煙が出て敵に見つかる——そんな理由から、保存と携行にすぐれた兵糧として、パンに目をつけたのです。江川邸に残るレシピをもとに、地元の業者が当時の味を再現しています。 歴史のロマンが詰まった、ずっしりと素朴な一個。伊豆の国を訪れたら、ぜひ味わってみてください。

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