
長野県·郷土料理
信濃町のそば
信濃町のそばは、霧が育てる「霧下そば」として知られています。黒姫山の麓に広がる標高五百〜七百メートルの高原は、昼夜の気温差が大きく、朝霧の立ちやすい「霧下地帯」。この朝霧が、霜に弱いそばをやさしく守ると言われています。 火山灰の土壌はミネラルが豊富で水はけがよく、香り高い良質なそばを育てます。江戸時代には信州から江戸へと運ばれ、「霧下蕎麦」としてその名を馳せました。 信濃町産のそば粉で打たれた一杯は、すっと鼻に抜ける香りと、のどごしのよさが格別です。冷たいざるでたぐれば、そばの風味がいっそう際立ちます。高原の冷気が磨き上げた、信州そばの実力をぜひ。
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