
石川県·工芸品
輪島塗
しっとりとした漆の艶、手にした瞬間に伝わる確かな重み。使い込むほどに味わいを増す堅牢さ——輪島塗は、日本を代表する漆器のひとつです。 ふるさとは能登半島の輪島市。現存する最古の輪島塗は、室町時代の大永4年(1524年)作と伝わる重蔵神社旧本殿の朱塗扉とされます。下地に地の粉を使う独特の技法で、丈夫さは折り紙つきです。 仕上げまでにはなんと124もの工程があり、木地・下地・上塗り・加飾を、それぞれ専門の職人が分業で受け継いできました。沈金や蒔絵のきらびやかな装飾とともに、その技術は国の重要無形文化財に指定されています。
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