
福島県·郷土料理
栃餅
アク抜きした栃の実をもち米とともについた、会津の山里に伝わる素朴なお餅です。ほんのりとした苦みと、独特の深い風味が魅力です。 栃の実は縄文の昔から食べられてきた山の恵み。平地が少なく米が貴重だった山間地で、もち米に栃の実を混ぜてかさを増やし、飢饉のときも大切に食べたのが始まりとされています。アク抜きには半月以上もの時間と熟練の技が必要で、灰の質や温度の管理で味が決まる、とても手のかかる仕事です。 山の恵みに感謝してきた会津の暮らしが、ひと口ごとに伝わってくるお餅。ほろ苦さの奥にあるやさしい甘みを、ぜひ味わってみてください。
読んだら記録してみる



