
愛媛県·和菓子
薄墨羊羹
明治7年、松山に暮らす中野元三郎が独自の製法で創業した老舗の羊羹です。白いお豆をちりばめた上品な見た目と、しっとりなめらかな餡の風味が特徴で、松山を代表する銘菓として長く親しまれてきました。 名前の由来は、地元に伝わる伊予節に「薄墨桜や緋のかぶら」と謡われた名桜「薄墨桜」。その昔、ある皇后が道後温泉へ湯治に訪れた際、西法寺で祈祷を行ったところ病が快癒し、お礼に桜が下賜されたという言い伝えが残っています。 江戸から続く道後の湯と桜の物語を背負った一棹を、お茶とともにゆっくり味わいたい一品です。白いお豆の素朴な甘みとなめらかな餡の調和が、長く愛されてきた理由をそっと教えてくれます。
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薄墨羊羹
1874年に中野元三郎が独自製法で創業した松山銘菓。伊予節に謡われた「薄墨桜や緋の蕪」にちなむ名で、150年以上変わらぬ製法を守る。カステラ風の生地と羊羹の中間のような独特の食感が特徴。



