
奈良県·銘菓
十津川のゆべし
奈良県南端の山深い里・十津川村に伝わる、保存食から生まれた郷土菓子が「ゆべし」です。 柚子の中身をていねいにくり抜いて器にし、味噌やくるみを詰めて仕上げます。柚子の爽やかな香りと味噌の深いコクが溶け合った、独特の味わいが大きな魅力。海から遠く隔たった山里で、限られた食材を無駄なく活かそうとした人々の知恵が生んだ、素朴で愛おしい一品です。 スライスしてお茶請けに、お酒の肴に。芳しい柚子の香りが、奥吉野の山の暮らしを今に伝えます。素朴ながら、奥深い山里の味です。かつての携行食が、今は奥吉野の愛おしい郷土の味となっています。
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